マタニティウェディングを予定している人は一日でも早くスケジュールを決めてしまいたいものですよね。
そして、そのためにも、結婚式を挙げる適切なタイミング、具体的なスケジュール内容、あるいはエステの実施時期などを知りたいという人もいるでしょう。
そこで、そういう人たちの参考になるように、マタニティウェディングをおこなう上での大切なスケジュールのポイントについて紹介していきます。
マタニティウェディングは挙げるべきタイミングとは
マタニティウェディングに最も適した時期は妊娠5~7カ月の妊娠中期です。この時期になると母体は安定期に入ります。
つわりも5カ月を過ぎた辺りで症状が落ち着いてきます。妊娠期間の中で妊婦が最も過ごしやすい時期でもあり、結婚式の最中に体調を崩すなどといったリスクも低くなるはずです。
それに、妊娠中期の段階ではおなかのふくらみもそれほど目立たないため、ドレスが着やすいという点も見逃せません。
もし、なるべくおなかのふくらみが目立たないうちに式を挙げたいというのなら、妊娠中期に入ってすぐの時期に式を挙げるのも一つの手です。
ただし、その場合は、母体が不安定な妊娠初期に式の準備をおこなわなくてはならなくなってしまうという点は理解しておく必要があります。
また、妊娠中期の挙式をおすすめするその他の理由としては、精神的な問題があります。
妊娠初期や後期は感情のコントロールが上手くいかず、精神的に不安定になりがちです。
そうした状態で式を挙げてもなかなか心の底から幸せな気分には浸れませんよね。
せっかくの結婚式なのにイライラしていたり、気分が沈み込んでいたりすることは避けたいはずです。
その点、妊娠中期であれば、精神的に安定していますし、つわりから解放されて気分も爽快です。
それに加えて妊娠中期にはおなかの中から鼓動が感じられるようになります。
そうなると、母親になる実感が湧いてきて幸せな気分で式の日を迎えられるというわけです。
ただし、これらの話はあくまでも一般論です。体調や感じ方には個人差があるため、最終的にはかかりつけの産婦人科などに相談しながら決めるようにしましょう。
マタニティウェディングを避けたい時期
マタニティウェディングの時期を検討する際に、まず避けるべきなのが妊娠1~4カ月の妊娠初期です。
この時期は出産に向けて体に急激な変化が起きるため、母体は非常に不安定な状態になっています。
無理をすると出血の原因となったり、最悪の場合は流産につながったりするケースもあります。
それに、個人差はあるものの、一般的につわりが一番ひどいのもこの時期です。
したがって、挙式はもちろん、式の準備などで無理をするのも控えたほうがよいでしょう。
一方、妊娠8~10カ月の妊娠後期もマタニティウェディングには不向きです。この時期にはおなかが大きく膨れ上がり、子宮や胃、膀胱などを圧迫します。
その結果、頻尿やむくみ、胃の不快感などの症状が起こりやすくなるのです。
そうした状態では安心して式を挙げることはなかなかできませんよね。
ちなみに、体調不良は臨月になると自然に解消する場合が多いのですが、その頃には出産を間近に控え、挙式どころではなくなってしまいます。
育児用品を用意したり、入院の手続きをしたりと、出産準備に気を取られてしまうものです。
その上、おなかが急に重くなるので無理をすると腰痛になるおそれもありますし、式の最中に陣痛がくるなどといったことも考えられます。
なにより、出産を控えた時期は体を第一に考えるべきです。妊娠後期には母体が出産に向けて最終段階に入るため、体を大切にしなければなりません。
この辺は妊娠初期に挙式を避けたほうがよいのと同じ理由です。
マタニティウェディングのスケジュールプラン
マタニティウェディングの場合、タイムリミットが定められているため、準備期間はどうしても短いものになりがちです。
しかし、最初に段取りをしっかりと立ててさえいれば、短い期間でも結婚式を滞りなく挙げることは可能です。
ちなみに、一般的な結婚式の準備期間は4カ月程度といわれていますが、マタニティウェディングの場合は2~3カ月程度でおこなうことになります。
これは、妊娠に気付いた妊娠2~3カ月頃から結婚式について検討し、妊娠中期の妊娠5~7カ月に式を挙げるという仮定に基づくものです。
その場合、挙式予定日の2~3カ月前から式場探しをすることになります。そして、挙式予定日の2カ月前には式場を決定したいところです。
また、式場の見学予約を入れる際には新婦が妊娠している事実を伝えることが大切です。
そうすれば、案内の時間を短めにしてくれたり、妊婦に配慮したプランを提案してくれたりする可能性があります。
式場が決まれば、次に、「ドレス選び」「招待状発送」「料理などを決める」などといった作業に入ります。これらは挙式の1~2カ月前におこないます。
同時に重要なのが、ブライダルエステを検討しコースをスタートさせることです。
ブライダルエステは混み合っている場合もあるので、挙式の3ヶ月前まえでにはサロンを決定しておくと、よいでしょう。
この準備期間の中で特に注意が必要なのがドレス選びです。実際に試着が必要なので、新婦の体調のよい日におこなうのがよいでしょう。
試着を短い時間で終わらせるためにあらかじめどんなドレスがあるのかを調べ、候補を絞っておくことも大切です。
土日は混雑するので、できれば平日の昼間にでかけるようにしましょう。一方、紹介状は挙式の2カ月前に送り、1カ月前までには出欠を明確にしておくのがベストです。
2週間前にはヘアメイクリハーサルをおこないます。これもスムーズに終わらせることができるように、自分の希望するヘアスタイルやメイクをあらかじめ決めておくのがよいでしょう。
その上で、自分の希望に近い雑誌やインスタグラムなどの写真を担当に見せれば、話がスムーズにすすむはずです。
そして、1週間前には当日の挨拶や心構えの準備をします。その際にはドレスを着てサイズの最終確認もおこなうはずなので、体型が変わっている場合はサイズ調整をお願いすることになります。
直前にはブライダルエステでシェービング、肌ケアなどの最終仕上げをしてもらいましょう。
あとは結婚式当日を待つだけです。無理をせず、体調を整えることに専念するようにしましょう。
マタニティエステをする際のポイント
妊娠期間中にエステをする場合にはその時期をいつにするかが重要になります。結論からいうと、一般的には妊娠中期にあたる4~7カ月の間の安定期に、エステを受ける人が多いといわれています。
ただ、これも個人差があるため、担当医師への相談は必須です。また、医師からの許可が出た場合でも強いハンドケアや痩身コース、あるいはマシンを使っての施術など、
体の負担が大きなものは避けるようにしましょう、まずは無料カウンセリングやお試し体験などをおこない、妊婦に配慮があるかどうかを見極めることが大切です。
たとえば、妊婦専用のコースがあったり、うつ伏せではなく、座っての施術に切り替えてくれたりした場合は妊婦に対して配慮しているといえます。
ホルモンバランスが乱れがちで、お肌はもちろん精神的にも不安定になりがちな妊娠期は、結婚式前のブライダルエステが特別なリラックス時間になるでしょう。
ちなみに、妊娠中の施術で特におすすめなのが、シェービングです。シェービングとは、産毛と余分な角質を除去する施術です。
安定期に入るとホルモンバランスの関係で産毛が濃くなってしまう場合も多いですので、ウェディングドレスから出るお肌はシェービングが欠かせません。
シェービングのあとに肌のケアを受ければ、ツルツルの状態になり、ウェディングドレスを着た際の見栄えがぐっとよくなります。
マタニティプランもあるブライダルエステサロンなら安心!
ブライダルエステの中にはあらかじめ妊婦用に、マタニティプランを用意しているところもあります。
そもそも、マタニティプランとはどのようなものかというと、妊娠中でも安心してエステを受けられるように考えられた特別コースです。
たとえば、施術をより負担の少ない、横向きや椅子に座って前にもたれかかるような状態でおこなうのはその基本だといえます。
他にも、使用するオイルを肌に優しいオーガニックオイルにしている場合もあります。
その中でも特に、美4サロンのマタニティプランは、胎児への影響を十分に考慮した上でのケア内容であり、妊娠初期でも安心してエステが受けられる人気のプランです。
具体的には、顔・襟足・背中の角質を除去してうぶ毛を取り除く「ブライダルシェービング」、肌状態に合わせてパックでお肌に栄養を与える「肌別マスク」、
クレンジングとウォッシングで汚れを除去してハンドケアでお肌を柔らかくする「フェイシャル」など、さまざまなメニューがあります。
いずれの場合も、妊婦さんのおなかが苦しくならないように配慮されているため、リラックスしながら施術を受けることができるのです。
自分のお気に入りブライダルエステサロンを見つけて、マタニティウェディングに臨もう!
マタニティエステで最も大切なのは、施術そのものがストレスにならないことです。
そのためには、自分が一番リラックスできるブライダルエステサロンを見つける必要があります。
その上で、リラクゼーションや美白、シェービングといったメニューを受けていくのです。
そして、エステによって身も心もすっきりした状態でマタニティウェディングに臨みましょう。
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