結婚式の和装の衣装は、ウェディングドレスのような洋装に比べると、肌の露出が少ないのが一つのポイントです。
肌がほとんど隠れてしまうので、ブライダルエステを受けたほうがいいのかどうか悩む女性も少なくありません。
たとえ、和装だとしてもブライダルエステを受けていると見え方が大きく違ってきます。
なぜそうなるのか、その理由と施術を受ける際のおすすめの部位について紹介します。
結婚式、和装の場合に気を付けたいポイント
ウェディングドレスは体型にあったものを選ぶことがポイントですが、それは和装の場合でも同様です。
着物文化は日本古来のものですから、着物はもともと日本人の体型に似合うようにできているという面はあります。
しかし、誰が何を着ても似合うというわけではなく、美しく着こなすためにはきちんと体型にあったものを選ぶことが大切です。
和装はウェディングドレスに比べると、露出する部分が比較的少なくなります。
しかし、露出が少ない分だけ注目されやすい部分もあります。特に顔まわりは視線が集まるところなので、結婚式前は美肌ケアや小顔ケアなど、フェイシャルのケアは欠かせないものとなります。
また、髪をアップスタイルにしたときは、襟足にも目がいきやすくなります。
また、袖口から出る手首から先の部分も注目されやすいところですから、ハンドケアやネイルケアも大切になってきます。
ネイルについては、着物の雰囲気にあわせたデザインで統一感を出すのがよいでしょう。
和装でもブライダルエステが必要な理由
デコルテラインや肩・背中が大きく開くウェディングドレスと比べると、肌が出る部分が少ないのが和装です。
それでは、和装ならブライダルエステはいらないのかというと、決してそうではありません。
肌の露出が少ないからこそ、逆に見える部分が目立つのが和装の特徴でもあります。
顔は洋装・和装関係なく出る部分ですから、フェイシャルだけでもエステを受けるメリットは十分にあるといえるでしょう。
エステでプロの施術を受ければ、「化粧ノリがよくなる」「肌を明るく見せる」という効果が期待できます。
美肌や美白効果が得られ、写真うつりもよくなるでしょう。きれいになると自分に自信が出て、堂々とした美しい花嫁姿で結婚式に臨むことができます。
また、和装ではうなじ顔と同じくらい目立つ部分で、美しい和装姿に仕上げるにはうなじのケアが欠かせません。
ブライダルエステにはシェービングや美白ケアなどの施術が含まれているので、うなじのケアも可能です。
白くてしなやかで、美しいうなじを手に入れることができます。
和装のブライダルエステでのおすすめの部位
和装のブライダルエステを受ける場合におすすめの部位は、衣装から出る顔とうなじと手の3カ所です。
まず、フィシャルのケアをしっかり行っておいたほうがいいことは言うまでもありません。
白無垢を着用する場合には、「水化粧」と呼ばれる特殊な白塗りメイクを行います。
水化粧は普段行うような化粧とは違って、強く白を効かせた濃いめのメイクです。
そのため、肌の状態がメイクの仕上がりに大きく影響することが少なくありません。
フィシャルエステで肌をきれいに整えておけば、水化粧が美しく映えるようになります。
また、うなじは和装では重要なポイントです。
女性らしい美しさを際だたせる大切な部位ですから、ブライダルエステできれいに整えておきましょう。
また、しなやかで白い手は和装を美しく見せるための大事な要素なので、エステでしっかりケアしておくことをおすすめします。
和装でのブライダルエステの相場
和装でブライダルエステを受ける場合は、基本的に顔・うなじ・手などが1セットになっています。
およその費用相場としては、エステサロンでケアしてもらう場合は2万~3万円程度で、シェービング店でケアしてもらう場合は数千円~2万円程度です。
エステとシェービング店の違いは、シェービング以外の施術にも対応してくれるかどうかという点でしょう。
シェービング店では顔やうなじのシェービングしかしてくれません。
一方、エステサロンでは、シェービングだけでなく肌のケアを幅広く行ってくれます。
うぶ毛剃りだけでよいならシェービング店でも良いですが、きちんと肌を整えたいと思うなら、エステサロンで肌ケアまで行うことをおすすめします。
また、エステサロンでは肌の悩みの相談にも乗ってくれます。
相談しながら施術を受けたい場合も、エステサロンを選ぶほうがよいでしょう。
和装ならセルフケアでも大丈夫?
和装は露出する部分が少ないので、セルフケアでも十分ではないかと考える人もいるでしょう。
セルフケアならば、費用をかけなくていいので安くすむというメリットがあるのは事実です。
ただし、セルフケアとプロのケアとでは、おのずと違いが出てきます。
自分ではやはり細かい部分まではケアできないので、ケアしたいところに手が行き届かない可能性が高くなるのは否めません。
特に、デメリットになるのがうなじです。首の後ろの部分で自分では手入れしにくい場所なので、どうしても上手にセルフケアできません。
無理に自分でやってしまうと、うなじを傷つけたり、肌トラブルになったりするおそれも出てきます。
安全にケアするには、やはりプロに任せたほうがよいでしょう。
美白効果や美肌効果の出やすさという点でもエステに軍配が上がります。
和装の場合は、ケアする部位が少ないため、エステ費用は洋装に比べれば比較的抑えられます。
そのため、自分で何でもやろうとせずにプロに任せてきれいに仕上げてもらうことを検討しましょう。
ブライダルエステを利用して最高に美しい和装を披露しよう
ブライダルエステというと、ウェディングドレスを着る洋装の場合に受けるものと思いがちです。
しかし、肌の露出が少ない和装でも、ブライダルエステを受けることで大きな効果を期待できます。
プロの施術を受けることで、自分では手入れにしくいところをケアできますし、比較的短期間で効果を出すことも可能です。
結婚式の準備をしているときは何かと忙しく、自分では十分なケアができないことも少なくありません。
無理にセルフケアして肌を傷つけたり、逆効果になったりする可能性もあります。
プロに任せるべきことは任せて、最高のコンディションで結婚式に臨むことをおすすめします。